2020子ども店長プロジェクト、無事に終了いたしました
ミラクルウィッシュ広報担当の重田です。
先日「2020子ども店長プロジェクト 第4回(報告会)」を開催すると同時に、
当プロジェクトが無事に終了いたしました。
12月6日に実施した報告会のレポートと共に、プロジェクトを完遂したことをお知らせさせていただきます。
目次
まずは、全4回が無事に開催できたことに感謝!!
4回ともコロナ禍での開催となった今年の子ども店長プロジェクト。
昨年の子ども店長プロジェクト終了後から企画・準備を行なってきましたが、
スタッフ全員で何度も
「本当に開催できるのか」
「開催してもいいのだろうか」と悩み、
話し合いを行ってきました。
日々変わる社会状況のなか、正解が分からず試行錯誤の日々。
それでも4回ともに開催することを決定し、
店長たちと勉強・準備を行いました。
だからこそ、プロジェクトが終了した今、
ご協力いただきました皆様に、
例年以上に感謝の気持ちでいっぱいです。
本当にありがとうございました!
店を出して終わり、ではない。
行動して、課題を見つけて、次に生かすことが大切なのです
第4回(報告会)では、前回の反省と課題を発表しました。
・何をしたらいいのか分からなかった
・待っている人が多かった
・言葉で教えるのが難しかったので、紙に書いて見せればよかった
・役割分担をもっとちゃんとしていればよかった
班ごとに話し合い、上記をはじめとした意見が出てきました。
反省は言えても、それを元にした課題を見つけることは難しいことだったと思います。ただ、店長たちはこれから大人になって多くのことを経験していきます。そのなかで成功体験もあれば「ちょっと思っていたのと違っていた」ということもたくさん経験することでしょう。違和感を感じたとき、大切なことは「反省を次回に繋げること」です。今回の経験がこれからの人生に活きてくれれば嬉しいです。
売り上げは全て好きに使っていい?
みんなで使い方を考えてみた
反省会のあとは、イベント売上金額の発表です。
今回の売上金額は「6200円」でした。
子ども店長ワークショップにご参加いただいた皆さま、本当にありがとうございました!
ただ、この6200円を稼ぐためには経費も発生しています。
店長たちに「材料費」とその他にどんな経費がかかったか考えてもらったところ、
・部屋代
・電気代
・人件費
など様々な意見が出ました。人件費に気づいたのはすごいことだと思います。
今回は材料費以外の経費は考えないことにしましたが、もし将来お店をやる時がきたら・・・経費という概念を意識してもらえたら嬉しいです。
そしてお待ちかねの「使い方」を考える時間がやってきました。
先に私たちからこんな使い方があるよということでお話しさせてもらったのは、「つたゆふ」。
・「つ」かう
・「た」める
・「ゆ」ずる
・「ふ」やす
その話を踏まえて店長たちから出てきた「こんなことに使いたい」という意見は、
・欲しいものを買いたい(そりゃそうだ!)
・お誕生日の人にプレゼントを買いたい(みんなの笑顔プライスレス!)
などなど。
ただ、みんなが欲しいものを、というにはちょーっと金額が足りないような。
そこで再び大人のお話。
昨年の店長たちは寄付をしてくれたこと、クリスマスに向け三田市でこんな取り込みがあるということ、
ミラクルウィッシュとしてこのクラウドファンディングに協力するつもりであること、
みんなにも少し協力してもらえたら嬉しいこと、を伝えました。
・三田市での取り組みはこちら
「子どもたちにクリスマスプレゼントを届けたい!〜さっちゃんサンタプロジェクト〜
https://camp-fire.jp/projects/view/347501
ありがたいことに店長たちからは口々に「いいよ」という言葉。みんなの優しさに感動しました。
働くってどういうこと?
いい機会なのでおうちの人とも意見を交わしてみた
この報告会には保護者の方にもご参加いただきました。
普段家族で「働く」「お金を稼ぐ」ことについてなかなか話をする機会はないと思います。
だったらこの機会にぜひ話をしてもらおう!ということで、
「働くってどういうこと?」
「お金をどういうふうに使いたい?」
「おうちの人がしているお金に関する工夫」
について親子で話してもらいました。
一生懸命にメモを取りながら話をする店長たちの姿に成長を感じて頼もしく感じました。
話し合い後に発表してもらった意見で嬉しかったのは
「人の役に立つことにお金を使いたい」
「寄付をしたい」というもの。
先ほど話をしたことは、ちゃんとみんなの中に残っているんだと・・・
なんだかジーンとしました。
どうやって使う?
お待ちかねのお給料ゲット!
クラウドファンディングに協力していただくこととなりましたが、
もちろんお給料もお渡しさせていただきました。
そして、その場で使い道を決めていただきました。
(ワークショップで大人気だった「スライム作り」などのゲームを用意いたしました)
しばらく考える子、
すぐに使ってしまった子、
それぞれ個性を発揮していました。
また、「次の子ども店長のための貯金も受け付けます」と呼びかけたところ、
何人かがカードを持ってきてくれました(涙)
みんなの優しさが本当に嬉しい!
ありがとうございます!
最後に、私たちからのプレゼントとしてプロジェクト風景をまとめた動画を見ていただきました。
最初と最後の表情の違い、とても感動的でした!
動画はこちら
最後に・・・
9月から始まった、今年の子ども店長プロジェクト。
最初は緊張していた店長たちが、
回数を重ねるごとに表情豊かになっていったことが印象的でした。
その成長は、保護者の皆さまのフォローがあってこそだと思っています。
「普段見れない一面を見ることができた」
「お金のことは小中高では習わない」
「色々な機会をいただきありがとうございました」というご意見をいただき、
胸がいっぱいです。改めてお礼申し上げます。
来年も三田市で子ども店長プロジェクトを行う予定です。
今回の店長たち、そして新しい店長にお会いできることを楽しみにしています。
子ども店長の詳細はこちら↓