こんにちは。
食いしん坊広報のマミーです
先日、8月5日に「子ども記者プロジェクト」が開催されました。
三田では初の試み
12人の子供たちが、この夏休み記者になりますよ
プロジェクトは3日間に渡って開催され、
第1回は講座と編集会議です。
今日はその子供たちの雄姿をご紹介したいと思います。
目次
始めましての「他己紹介」
ライターで講師の林さんから、全3日の流れの説明を受けたら
まずは、今回一緒にチームとして活動するみんなのことをよく知るところからはじまります。
自己紹介、ではなく「他己紹介」をしましたよ
お隣に同士で2人ずつペアになって、
名前と学年、学校名、行ってみたい場所、その理由などをそれぞれ話してもらいます。
後で、聞いた相手のことを発表するというもの。
みんな楽しそうですね。
始めましてのぎこちなさや緊張感も少しずつほぐれてきましたよ。
話す人、聞く人の役割を体験し、発表のことも考えてメモもとります。
その後は、メモを元に実際に文章を書いてもらいます。
発表ではみんなの行ってみたい場所やその理由を聞いて、笑い声や質問などもあがりました。
お互いのこと、少しずつ分かってきたかな?
オンラインで参加してくれたお友達もいました
新聞記者のお仕事って?どんな新聞があるの?
少し仲良くなったところで、実際に体験する「記者」のお仕事についてのお話。
新聞、テレビ、雑誌、色んな記者さんがいますが、共通してどんなことをしているのかな?
また、世の中にある新聞についても勉強しましたよ。
新聞の中でも種類がたくさん分かれているんですね。
気になる新聞を書き出すワークにもトライ。
みんな真剣に書いています。
さすが!しっかり書けていますね
新聞をつくる時に大切なこと
記事をつくる時に大切にすること、心がけることについても学びます。
「ターゲット」や「目的」、「表現方法」についてのお話を講師の林さんが丁寧に教えてくれます。
みんながよく読んでいる「読売KODOMO新聞」はターゲットが子供ですよね。
どんな工夫がされているのかな?
「カラフルで楽しそうにしている」「文字や写真が大きくて分かりやすい」
読者だった目線から、記者の目線になった発言も飛び出してきましたよ。
実際の新聞記事をみながら、「大見出し」「リード」「小見出し」「本文」「キャプション」など構成についても勉強。
しっかりお話を聞いて、メモを取ったり、自分で分かりやすいように書き込んだりしています。
大人気!「いつどこワーク」
新聞を作る時、「いつ」「どこで」「だれが」「何をした」この4つはとても大切。
読んでもらう人に、分かりやすく伝えるために取材の時にしっかり押さえておきたいポイントですね。
午前中最後に、大人気の「いつどこワーク」もしました
4人チームに分かれて
「いつ」
「どこで」
「だれが」
「何をした」
を一人ずつ担当して考えます。
チームのメンバーには、何を書いたかは内緒。
発表したら、みんな大爆笑
いつ?……「クリスマスに」
だれが?…「学校の先生が」
どこで?…「天井裏で」
何をした?…「じゃんけんをした」
えー-!?
どんな状況?
そもそも、なんでじゃんけんしてんのん?
なんでそんなところで?
たくさんのツッコミがはいりました
シチュエーションを想像するだけで面白いですね。
どのチームも面白い答えになって盛り上がりました。
この「ツッコミ力」
実は取材でとても大切な力なんです。
みんな記者の資質ばっちりですね
お昼休みにお弁当を食べたら、前のホワイトボードに色をつけて遊ぶ子供たち。
もうすっかり打ち解けたかな?
取材先「三田市役所」の人のお話
午後からは三田市役所のスマートシティ課に所属している岩崎さんが来てくれました。
実際に取材に行く先のお話をみんなで聞きます。
オレンジビブスを着て、記者気分も一層高まります
今回は3人チームに分かれて、4つの課にそれぞれ取材に行くことに。
それを頭においてしっかりとお話しを聞く子供たち。
お弁当も食べてお腹いっぱいになったのに、集中力もとぎれず素晴らしいです
三田に住んでいても知らないこと、色んな取り組みがされていることが分かりました。
質問を考えてみよう
運命のチーム分け!どこの課に取材に行くことになるかな?
あみだくじで決定
一人ずつ場所を選んで、横棒を足していきます。
ドキドキの結果発表!!
興味のあるところに決まったかな?
「取材先は選べないのでね~」と林さん
チームが決まったら、3人1組になって、担当の課の取り組みの中で、
何について聞くか?を考えます。
それから、具体的な質問を考えて書き出していきます。
その後、チーム全員で共有。
行きたかった課の担当にならなかったら、
「これ聞いてきて欲しいな」ももちろんオッケーです
どこのチームも協力しあいながら質問を考えて、シートに書き出していきます。
どんどん記者さんらしくなっていきますね。
次はいよいよ取材に行くよ
最後に、実際に取材に行った時のアドバイスを林さんが教えてくれます。
さらに、チームに一台、本格的な一眼レフカメラも支給されるので、
カメラの取り方やポイントも学びました。
岩崎さんと一緒に今日の記念撮影をパチリ
オレンジのビブスがとってもよく似合っていますね。
みんな頑張れー
さいごに
朝10時30分から15時30分まで、みんな集中力がとぎれることなく参加してくれました。
真剣に、また積極的に楽しく学んでいる姿は見ている大人も感動します
好奇心旺盛で、ピュアで、子供の力って素晴らしいですね。
次回はいよいよ、実際に話を聞く「取材」に行きます。
オレンジのビブスを見かけたら、どうぞみなさま温かく見守ってください。
そしてエールを送ってくださると嬉しいです
長くなりましたが、読んでくださりありがとうございました。