NHKの防災番組『明日をまもるナビ』の放送内容、
「第185回女性にもみんなにも優しい避難所は」
が2026年2月15日(日)放送されました。
避難所生活は、これまでの災害の教訓から「ただ身を寄せる場所」ではなく、
「尊厳を守り、二次被害(体調悪化や性被害など)を防ぐ場所」へとアップデートが求められています。
番組を見て気づいたことをまとめたいと思います。
目次
1. なぜ「女性の視点」が必要なのか
避難所の運営が男性中心に偏ると、悪気はなくても以下のような問題が放置されがちです。
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衛生面の問題: 生理用品の不足、着替え場所や授乳スペースの欠如。
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安全面の問題: 暗い場所での性被害リスク、更衣室ののぞき見。
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負担の偏り: 「女性だから」という理由で炊き出しや掃除を任される風潮。
2. 「みんなに優しい」具体的な対策
女性にとって過ごしやすい環境は、
高齢者、子供、障害者、そして男性にとっても過ごしやすい環境に繋がります。
必要な配慮の例
・避難所のレイアウトの通路を広くとる
・更衣室・授乳室は入口から見えない奥まった場所に設置する
・防犯対策
女性専用スペースを作る
夜の照明確保
防犯ブザー
巡回をする
・生理用品を見えない袋に入れて配布する
・下着の備蓄
・避難所運営に女性が必ず入れる
・相談窓口の設置
3. 私たちが今からできること
番組では、行政任せにせず、自分たちで意識を変えることの大切さが語られていました。
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避難所運営マニュアルの確認: 地域のマニュアルに「男女共同参画」の視点があるかチェックする。
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個人での備え: 衛生用品や使い慣れた衣類、防犯グッズを非常用持ち出し袋に入れておく。
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「助けて」と言える環境: 我慢が美徳とされる避難所生活で、困りごとを口に出せる雰囲気作り。
最後に
女性に優しいということは女性を優遇するのではなく
「多様なニーズがあることを認め、誰一人取り残さない」という事を強く話されていたのが印象的でした。
仲間でもあるこうち減災女子部
お話の中で紹介されていたこうち減災女子部
こうち減災女子部は、高知県立大学などの「女性防災プロジェクト」受講生を中心に生まれた、
女性による防災・減災の「大人の部活動」です。
ローリングストックやパッククッキング、非常用トイレなど、
日常の延長でできる備えをテーマにした講座やイベントを行い、
地域で活躍する女性防災リーダーを増やすことを目指しておられる団体です。
地域に合わせた防災活動をしてくださる団体が各地にあること
本当にうれしいです。


























