キューズ記者クラブさんに取材いただきました。
ありがとうございます。
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自分の力で幼いわが子の命を災害から守ろう!
【キューズママスマイル~その時わが子をまもれますか?いざという時に備えよう!~8/20】
今回のキューズママスマイルのテーマは「乳幼児を持つママ向けの防災」。
ちいさな子どもがいる家庭の防災を考えました。たくさんのお申込みがあり、すぐに満席に。
増席をして10組のママと赤ちゃんの参加です。
講師は、NPO法人ミラクルウィッシュ・さんだ女子防災部の益田紗希子さん。
講座の最初は、参加するママたちの自己紹介からです。
「最近地震があり、水もお米もどこにも売ってなくてこまっている」
「自分でそれなりに準備しているが、小さい子の備えを具体的に詳しく知りたい」
「ハザードマップを確認した。災害時、外がいいのか自宅にとどまるのがいいのか知りたい」
と切実な意見。
それに対し、冒頭で「残念ながら、(たった一つの)答えはないんです」と益田さん。
それぞれの家族に合わせた対策をとり、備えることが大切とのこと。さらに、行政にたよらないで、自分で守ることを念頭に!
3.11の被災者の方のアンケートで、乳幼児を抱えてたいへんだったことは、
①トイレ②食べ物という結果だったそうです。
①トイレ
段ボールに45リットルのゴミ袋をかぶせた「簡易トイレ」を紹介。
用をたし、凝固剤を入れると固まるものでした。
避難所の仮設トイレの状態は劣悪なことが多く、抱っこひもをしたまま和式トイレを使うことも厳しいとのこと。
②食べ物
ミルク・離乳食は最低7日分備える。ミルクは水にとかすタイプではなく液体ミルクを準備。
子どもは食べ慣れたものしか食べないので、普段から食べるか試しておくことが大切。
アレルギーなどは非対応なので自分で備える。
食べ物はローリングストック(食べたら買い足す)をする。
そのほか、たくさんのアドバイスがありました。
「普段からハザードマップで、自宅・会社・保育園の場所を確認し、とっさの避難をどうするか日ごろから考えおく。
避難にはベビーカーではなく、抱っこひもで」
「気象庁の警戒レベルが出た際、乳幼児や高齢者がいる家庭は警戒レベル3で避難する」
益田さんの説明をメモに取り写真を撮って、真剣に聞いているママたちが印象的でした。
最後にママさんから感想を伺いました。
「オムツを1サイズ上のものを準備するということには気づかなかった。トイレの大切さも痛感しました」
「子どものものは普段からそろえていたが、足りないものは帰ってすぐネットで買いたい」
とのこと。
いつおこってもおかしくない災害。
今回の講座をきっかけに、小さなお子さんがいらっしゃるご家庭の備えや、
とっさの時の行動を見直してもらえたら、と切に願いました。
撮影・取材・文:杉山和代
【開催日時】2024年8月20日(火)10:30~12:00
【場所】尼崎キューズモール3F レンガのひろば
【主催】あまがさきキューズモール
【運営】合同会社ココスキ